洞海湾クルージング

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「焼玉エンジンの修理が済んだので試運転に行かないか」と声をかけて呉れたので之幸と船に乗り込む

牧山の見張所によった
あれが出港 こちらが入港の報せ

ここが若松若松板ガラス こちらが安川と 見るもの聞くものが目新しく 日華油脂の沖迄来たら水上警察の舟が追っかけて来て その舟足の早いこと

見る間につかまって帰れ帰れと帰された

昔の話

《凡人の雑感》

下の鳥瞰図は
「八幡市鳥瞰図 昭和八年 初三郎作」より戸畑付近を切り取ったものです。
牧山の見張所(信号所)も今とあまり変わらない姿で建っています。

ここに書かれているポンポン舟での洞海湾遊覧(?)も独身時代でこの頃だったのではないかと想像します。

鳥瞰図の一番手前に見える小さな島は葛島(かつらじま)のだと思います。
小学校の同級生ははこの島から通学していたと記憶していますが、
 今ではこの島も埋め立てられ製鐵所の洞岡地区の一部になってしまっているようです。




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