姉と私の着物の仕立寸法の違い

<4-18-5>

神戸の姉の着物は普通の人の仕立て寸法と違っていた
七、五、三、の五分まわしと云って 後巾75分 前巾55分 衽巾3.5分に縫い 小股の切れ上った女(*1) 即ち粋な女といはれたくてしょうがなかったらしい

私は身長が低いので袖丈1尺五寸 羽織丈2尺2寸に縫い 小女(*2)といわれないように心がけた

(*1)小股が切れ上がる:婦人のすらりとした粋(いき)なからだつきをいう
(*2)小女:こおんな。
     ①幼年の女。少女。②小柄の女。③年のゆかぬ女中。




《凡人の雑感》

『神戸の姉』というのは明治三十年生れで亡母より十才年上です。
やはり粋な女が理想だったようですが
小柄な亡母としては少し羨ましかったかもしれません。

効果は出ていたのかな~

残念ながら男の私では・・・
着物に関しては何を言ってるのさっぱりかわかりません。
小数点も抜けているかもわかりませんし、写し違いもあるかも知れませんね。
<m(__)m>

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