暑さ寒さも彼岸まで?

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「暑さ寒さも彼岸まで」と云えば
「いーえな 寒さの果てはおしょうらい(*1) 天王寺のおしょうらいが済むまでは油断がならない」
と大坂弁で答える母

おしょうらいとはどんな御供養なんだろう

その後
「井伊かもん(*2)さんには雪が降った」
井伊掃部(イイカモン)
と桜田門の事変を云って ひなまつりが済むまでは寒い日もあるという



《凡人の雑感》

「おしょうらい」と書かれていますが
ここでは云うのは聖霊会(しょうりょうえ)のことのようです。
これは
聖徳太子の命日、旧暦2月22日に聖徳太子の御霊をなぐさめる為に行われる大阪の四天王寺の行事だそうです。

井伊かもんさんのことは
安政7年3月3日(旧暦)に江戸城桜田門外で大老の井伊直弼が暗殺された事件のことで
当時、季節外れの雪が降っていたといいます。

掃部頭[かもんのかみ]」という名前は、井伊家の殿様が代々使った名前だそうです。

「昔、子供の頃は雪が多かったね。最近はいっちょん降らん。」
「やっぱし温暖化の影響かね」
なんて我々年寄り同士で話していますが、最近は4月に関東で雪が降った話もときどき聞きます。
そして今度は「寒冷化」なんて言葉を聞く様になりました。
今度は寒冷化対策も必要になってくるのでしょうか。

うーん、どっちなんだ?

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