戦争は悲しい思い出ばかり
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悲しい終戦時の思い出
うどん玉を鷲づかみにして食べたが飢えがひどくて胃が受付けぬらしく 全部吐き出していた人や
寒さと飢えで断末魔の痙攣を起していた子を 手の施し様もなく見守っていた日
寒中訓練の途中 道路にしゃがみこんでしまった子を叱る教師に思はずくってかかった思い出
買出しに行った中津駅で食事を抜いた子に持っていた弁当を食べさせてしまい 今度は自分が困っていたら 後を追っかけておにぎりを持ってきた見知らぬ女の子の有がたかったこと
戦争は悲しい思い出ばかり
《雑感》
内容の一部は既に出ていますが、戦争中の悲しくいやな思いがいつまでも強烈に残っているようです。
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