母は乱雑なのを嫌っていた

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徳川慶喜が大坂城から海路江戸へ走った当時の大手門前の母の生家は 物騒の中で暮しているような時期だったらしい

色んな話をしてくれたものだった

そんな幼児期だったので整頓は 命を守る手段でもあったらしく それはそれはきびしく躾けられたので いつか 習い性となる(*1) で 乱雑なのを嫌う人間になっていたんだな

(*1)習い性と成る:ならいせいとなる。
         習慣はついに性質のようになる。



《巷の凡人の雑感》

私は祖母を知りません。
でも
祖母の写真を見ると確かにそんな性格が表れているように感じました。

亡母もそれを受け継いでいたのでしょう。
私もず~っと
寝るときには、翌日着る服を綺麗にたたんで枕元に置くように云われていました。
子供の頃はそれをず~っと守っていたのですが、
今では朝起きてからしばらくは寝巻のまま………

現在は、いわゆる
安全・安心の日本になった証でしょうか。
だったら
ずっとずっとそうであるよう願いたいですね。

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