百人一首

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姉達に百人一首を教えるのに 和歌の暗誦丈けでなく名前も教えていた

母の死ぬ日は枕元に徒然草があった



《凡人雑感》

私が小学生の頃は、正月には家族で百人一首をしていました。
(当時はこれ以外に遊ぶものはなくて…)

家族と云っても亡母が読み手、姉と私の二人で札を取っていました。

私が上の句だけで札が取れるのは
「これやこの」蝉丸
「あひみての」敦忠
「あまつかぜ」遍昭
「ちはやぶる」在原業平
「たごのうらに」山部赤人
これくらいだったかな?

これでは勝負になりませんね😞

一文字札の『むすめふさほせ』を覚える様に云われていましたが、結局はおぼえることが出来ませんでした。

その結果
六才上の姉にはまったく歯が立たず、いつも私の負け。
翌年までにはもう少し憶えようと奮い立っても、いつもそれっきりで次の年も大差で負け!

最後は「坊主めくり」でしめくくります。
これは対等に遊べるので気合が入っていました。

最近、この文章から作者を意識して見てみると、知らない人が沢山います
しばらく勉強してみようという気になっています。


徒然草』は亡母の母が好きだったので、その影響かこの落書き帖を書き始める動機について、徒然草の序段を意識したような言い回しで始まっているようです。

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